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前作クローバーフィールドHAKAISHAの要素を受け継いだシチュエーションスリラー作品の続編。
それは突然やってくる…
原因不明の事故直後、目覚めたらシェルター内にいる事に気付いたミシェル。シェルターには2人の男が生活している。
「君を救う為にここへ連れて来た」と話す元海軍で、衛星に関する部署に配属されていたらしい過去を持つハワードと、何物かの攻撃と思われ空に走る赤い閃光で説明の出来ない光景を、地上で最後に目にし逃げて来たエメット。その日から3人の地下生活が始まった。
3人で協力し限られた空間の中で送る共同生活たったが、ある日を境にハワードに対し得体の知れない恐怖を抱く様になる。
何故シェルター内に居なければいけないのか？
シェルターの扉を越えた世界はどうなっているのか？
ミシェルの眼に見えた世界で、一体何が起きているのか…
『奴らはあらゆるフォームで、やってくる。』
前作でも述べましたが、続編である今作も一切の前情報(特に予告)を入れて欲しくありません。
前作での、主観的な視点で物語が進行していった設定とは異なりますが、今作でも異様な不気味さは健在です。
人は何が正しくて何が間違っているのかを判断しますが、想像以上の恐怖と危険を前にした時、その判断力は鈍り歪んでしまいます。怪しさと危うさの狭間で、肯定と疑問を繰り返しながら、決定的な答えを見つけていく臨場感に謎は深まります。
不意をついた先読みの困難な演出効果を味わって欲しいです。
