AZUL

10 クローバーフィールド・レーンのAZULのレビュー・感想・評価

3.4
前作のクローバーフィールドのアナザーストーリーということで観たけれどもっと世界観を共有して欲しかったけどこれが限界かなと考えるとそう思う。

話の内容としては彼氏との同棲を辞めて出て行った女性が運転中に事故に遭いある男のシェルターに監禁され、外に逃げ出そうとするが外も危険だっていう話。

この作品全体的に終始緊迫感があるのは良いんだけれど、男に対しての疑心感や外の世界に対しての疑心感そして自分に対しての嫌悪感などなど様々な要素がありすぎてごちゃごちゃしていた印象。詰め込み感。

緊迫感とかはドントブリーズに似た様なシチュエーションがあったりでなかなか良かった。でも保護してくれた男のキャラ世界設定が曖昧で何故そこにエメットの妹の同級生が出てきたりしたのかなど訳のわからない設定があった。そこの関係性を上手く使えたら良い作品だったんじゃないかと思う。

臨場感や緊迫感は人間スリラー要素があり一級品だがやはり前作同様に最終的にはモンスターパニックだからなんとも言えない。

そしてラストたったあれだけの経験でそっちえらぶのもどうかと。。。
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