設定は前作『・・・HAKAISHA』の後日譚(但し、年月日不詳)。 続編かと思ってたら、全然違うじゃん、と思わせておいて、実はちゃ〜んと繋がってます、という設計。 仕掛けがうまいねえ。
SFパニック映画の中にスリラー映画が入っているという入れ子構造。 プロット作りもうまいし、「クローバーフィールド・ユニバース」の世界観も大成功。 2作目でこういう肩透かしをしてから、三部作で完結させるというのはJJエイブラムスの素晴らしいセンスです。
人の良さそうなジョン・グッドマンにキ印やらせると本当に怖いし、それと、メアリー・エリザベス・ウィンステッドのジェット・コースター・スクリーミング・ギャルも板に付いて安心して観れます。 こういった全然期待させないで、しっかり作り込んでいるB級映画も最近珍しいです。 抜群に楽しめました。