このレビューはネタバレを含みます
「運命」を主題に展開されてく物語。
最後はなんとなく察してたけど、やっぱ轢かれるんですね……でも、命をとりとめてしまう。
多分、彼を罰してくれる人も許してくれる人ももういないから彼は死ねないんだろうなあ……
パーシバルが何度自殺を繰り返しても死ねなかったのは、心の奥底で人を殺してしまったことへの罪や後悔からなのだと思ってる。
だから、被害者の近しい人、それこそ夫のスティーブンに体を押されビルから落ちたからこそ死ねたのだと思っている。(それが彼への罰だから)
死ぬ直前に抱き締めたのは、パーシバルと心を通わせたよき友人でもあったからその名残とかなのかな、と。
にしても、主役の人がワッキーに見えてしまって所々集中力が切れちゃった。私だけかな……