せんだ

エヴォリューションのせんだのネタバレレビュー・内容・結末

エヴォリューション(2015年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

なんとも受け取り方が色々できる映画だった。
しつこいくらいの羊水をイメージさせる海の描写に反してラストの海のシーンは冷たく突き放すようで対照的で良い。
ヒトデもやっぱ暗喩なんだろうな。
未婚で子持ちでない自分にはなかなかキツイ内容だった。

少年と女性のディストピア。
もともとこの監督の映像美が好きで、色鮮やかな中の影がとても美しくてよかった。女性の凍ったような白い肌も素敵。
ゾッとさせる色使い。

内容はさておき、少年受胎はある一定のニッチな好み的にひっかかりはするだろうけどあまりにもそれを映画でやってるってのはなかなか珍しい物をみた感(?)

一人で見たけど、二人とかで見た人はどんなふうに共有したのかきになる。
誰かと見たいと思える映画ではなかったけれど…。

なかなかキツイ内容なので人にオススメし辛い部類。わたしのような物好きは珍しい物を見れたなという感じ。
せんだ

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