腹を押すと音が鳴る羊のおもちゃを手持ち無沙汰のニコル・ヴェルジェは玩んでしまうのだが、家庭教師とはいえまだ大人の女にはなっていない。そのニコルが大人として子どもと対峙する。机の上の問題に二人で取り組…
>>続きを読む家庭教師ヴェロニクが生意気な男の子に勉強を教えようとするが、中々捗らない。ユーモラスに描いた2人の数時間の出来事。
2人の会話のやりとりが面白くて楽しかった。少年の日常だけの映画があるとしたら観て…
ロメールもこういうガキ映画撮ってたんだ〜。
途中日付跨いでると思うけど、その辺の時間経過が省略されててなんか不気味。
「疑問はわかるけど答えは意外なの」とかセリフがいい。その通りに意外にスパッと終わ…
『ヴェロニクとカンクル(劣等生)』はロメールと小津の親近性を雄弁に語るまたとない短編かもしれない。ロメールは本質的にコメディの人であり、明と暗でいえば断然明の人で、子どもだってなんだって自在に撮れて…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
少年と家庭教師が会話するお話。少年の雰囲気が途轍もなく良かったです。冒頭のアテレコみたいな仕草が可愛らしい。
大体のことは「知らない」という少年。勉強したくないらしいですが、家庭教師が答えをはぐら…