ゴム水

テンションのゴム水のレビュー・感想・評価

テンション(1949年製作の映画)
4.0
こんな時代からコンタクトレンズがあったのに驚き。眼鏡外すだけだとさすがにバレるだろ、とも思うけどまだコンタクトも一般的じゃない昔の人からしたら意外とそれぐらいの効果があったのかもしれない。身分を偽りながらの海辺でのキスは最近見たキスシーンでもトップクラスによかった。

ヒロインも美しいが、なによりオードリー・トッターの悪女っぷり。いちいちムーディーな音楽が流れるのも笑う。色恋仕掛ける刑事もよかったし、太った相棒とのコンビギャグも面白かった。だって面倒くさいだろ、なんて身も蓋もないラストに笑う。ユーモアもある良作ノワール。
ゴム水

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