yuzu

テンションのyuzuのレビュー・感想・評価

テンション(1949年製作の映画)
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このジョン・ベリー監督って、息子デニス・ベリーはアンナ・カリーナの最後の旦那さんなのよね。

傑作すぎてびっくり!めちゃ面白い。

テンション=緊張にも限度があるぜ…!とか言って輪ゴムが千切れるオープニングから最高。

本作の主人公は、ドラッグストア勤務のメガネ君。その結婚相手は、もちろん史上最強の悪女!寛大な主人公もついにテンションが限度を超えたのか、着々と殺人計画を進める!

てかね、これ脚本が素晴らしすぎる。ドラッグストアの使い方よ。ドラッグストアだからこそ、浮気相手の名前もゲットできるし、さらにコーヒー飲もうぜ展開にもグッとくる!

さらにこの映画がすごいのは、銃は出れど銃撃シーンは無いし、殺しはあれど殺すシーンはない!直接描かずして、テンションを持続させるこの職人技…!

狙いはよかったんだけどな、もうちょいだぜ!的な台詞にもしびれる。
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