子桃

金曜日の寝室の子桃のレビュー・感想・評価

金曜日の寝室(1978年製作の映画)
2.5
20年ほど前に、テレビ埼玉(- -;)で夜中ににっかつロマンポルノの再放送をやっていた事があり、その時に一度見ています。
そして、この作品が自分にとって初にっかつロマンポルノでした。
まだ若かった自分には「えー、これムリ。こんなの嫌だ〜。ドロドロしすぎて辛い」と悪い意味でショックを受け、成人映画の洗礼を受けた記憶があります。ラストも衝撃的すぎて、数日間気分悪かった覚えもあります(笑)

で、20年経って、「あ、そう言えばあの作品、また見てみるか」とふと思って鑑賞いたしました。私自身も歳をとったのか、女のドロドロした嫉妬が、野平ゆきさんによってミステリアスに演じられていて、「んもー、ほっときゃ良いじゃん、よそ様の不倫なんかさー。」と心の余裕を持って見られました。ただし、お風呂場での酒屋のお兄ちゃんの、パンツ履きながらもあのギリギリショットには、ちょっと参りましたけど。

衝撃的なラストは、軽井沢夫人のラスト(こちらも衝撃的すぎ)に似ているものがあるな、と思っていたのですが、同じく小沼勝監督作品だったのですね!納得いたしました!

そして、ボートに「マイクスタントチーム」と書かれておりますが…
西部警察でおなじみのスタントチームの事?とツッコミも入れたくなりました。
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