松岡茉優

天使の影の松岡茉優のレビュー・感想・評価

天使の影(1976年製作の映画)
3.4
バカなので会話の内容が何ひとつ理解できなかった。初登場時にラジコン遊びするファスビンダー、常に幸の薄い目つきをしているイングリット・カーフェン、ユダヤ人富豪の付き人の坊主(めちゃくちゃ背が高くてイカついのに小人呼ばわり)などなど印象に残る要素は沢山ある。冒頭の周りの娼婦がどんどん男たちに買われていって、最後に残されたイングリット・カーフェンが猫を抱き、そのまま締め殺すあの閉塞感と絶望。それがずっと続く感じ。ラストショットがクソかっこいい。
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