これを見つけるために生きてきたと言っても過言ではないくらい私のための映画。ついに見つけた。見る前に自殺しなくて良かった。
真実は痛い
嘘で生き延びられる
たとえ多くの人間が明らかに不幸だとジャッジしてしまう劣悪な環境下に身がおかれていたとしても、私の人生として測った時には比較的幸福な時間であったり、生を繋ごうとする活力に満ち溢れていたりする瞬間かもしれない。
幸福って誰からも縛られない完全に自由な時間で生きることでも、浪費できるくらいの金を所有するようなことではない。それに誰もが羨むような人とつるむようなことでもないのだろう。さらに幸福は、何か渇望するものを手に入れたからといって持続するようなものでもない。手に入れようとする途中経過にひょこっと顔を出すようなもの、幸福って。
人間は自分と同等か自分以下と感じる人間に対して内心見下しており、オナニーのおかずとして扱うが、見下していた相手が自分の上に位置してしまうと途端に嫉妬に狂い、軽蔑し怒りに近いような感情として表に出す。また、相手が自分より遥かに上にいるとなると従順な振る舞いをする。だからみんな仲良くなんてなれない。