虎舞羅ーコブラー

死霊館 エンフィールド事件の虎舞羅ーコブラーのレビュー・感想・評価

4.0
実話を基に描かれる、死霊館シリーズの第二作目。

実在する心霊研究家、ウォーレン夫妻が担当した実際の事件「エンフィールド事件」を映画化。
おそらく死霊館シリーズの中では、ここまで生々しい写真や映像が残る事件の作品はこれだけ。エンドロールで流れる実際の資料からは、身の毛がよだつ様なオーラを感じます。
シリーズ中最強とも言える悪魔、ヴァラクが複雑に絡み合いながら登場。ヴァラクの特徴は、なんと言ってもその力の強さ。他の悪魔や霊を従えてしまう程、通常の悪魔とは一線を課しているのが分かります。しかも、実際にキリスト教の中では存在するのが恐ろしいところです。

宗教感の違いも相まって、あまり日本では身近に感じられないかもしれません。あくまで映画の中の話で、実際には科学的に証明出来ない…という考えも否定はしません。でも私は、科学的に証明出来ない現象があっても興味深いのではないかと。何かに囚われすぎて視野が狭くなるのは、それはそれで大変だと思います。まあ、人それぞれなんですけどね。
ホラー映画好きなら是非!