やはり、ジェームス・ワンは、ホラー系の撮り方が上手いですね。
一作目は、作品の時代を感じさせる撮影技法が素晴らしく、何も知らずに観たら、90年代かそれ以前の作品か？ と思ってしまうような雰囲気がありました。今作もまた、前作ほどではないにしろ、いい具合に古臭さを感じられ、それだけでSAN値を低下させられました。
恐怖シーンも、今までの手法を取り入れつつ、わざとタイミングをズラしたり、こちらの予想を外した演出をしたりと、見慣れた観客にも新鮮さを感じさせるテクニックが満載だったと思います。
三作目は別の監督さんのようなので、少し、いやかなり（ソウという前例があるので）不安な気もしますが、楽しみです。
