RAMPO

死霊館 エンフィールド事件のRAMPOのレビュー・感想・評価

4.0
「死霊館」シリーズを公開順で観賞の第3作目。
本作では冒頭でホラーマニアの心をくすぐる「悪魔の棲む家」で有名なアミティヴィル事件が採り上げられていて、期待感が一気に高まります。
この辺、流石に作り方が上手いなと思う。

そして本作では、その「悪魔の棲む家」のベースとなった実話とされる事件が現実には作り話、インチキとされていることを巧みにストーリーラインに織り込み、本作中で起こる事件もまた狂言、自作自演と断じるキャラを登場させて良い感じに嫌な役回りを演じさせてます。

そんな事もあって、例によって教会本部?の十分な協力が得られないまま怪異、悪魔と対峙させられる訳ですが、それがまた一層の緊張感を高めてくれてクライマックスでは手に汗握るシーン満開です。

で、そんな感じで結論としては、本作も満足感はとても高いのですが、ふと思ったのが本作の悪魔、例の奴とウォーレン夫妻の直接対決となる訳ですが、引っ張った割にはちょっとあっさりし過ぎ?
あと、奴は夫妻側に付き纏ってたのでは?(なぜホジソン一家に取り憑いてるの?)って辺りが謎w
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