このレビューはネタバレを含みます
最近ダークな映画ばかり観ていたからかも知れないが、久々に感動した。そしてテンポの良い展開、バラエティに富んだ場面設定、掛け合いの妙で、これぞ娯楽作品！と終始楽しめた。
（赤ちゃんを工場で生産するという部分だけはう〜むだが）
それだけではなく、家族の絆、ふれあいの大切さ、人間として、親として優先すべきことは何なのかを改めて考えさせられる。
そして企業は何の為に存在しているのかも改めて考えさせられる。現代の多くの日本企業が短期KPI至上主義に陥って、本来大切にすべきことを見失って久しい。自分たちの会社は誰の求め、期待に応えるべきなのか？自分たちのミッション（使命）は何なのか？を問い直すきっかけともなる。
更に企業のトップ、リーダーとはどうあるべきか？についても。真面目な話、会社役員の方々向けに鑑賞を推進したい。
小難しい話はさておき、ゴルフボールのように扱われた両親ピンク色の鳥たちのぎゃくし、トーデイの凋落に胸がスッとした。
何より赤ちゃんの可愛らしさに心が和み、多くの赤ちゃんたちの溢れる笑顔に感動！チューリップが大家族にハグされるシーンに感動！ジュニアがチューリップたち家族に友だちとして迎えられ、狼軍団も含めて祝福されるシーンに感動！
