みやしゅん

最後の扉のみやしゅんのネタバレレビュー・内容・結末

最後の扉(2015年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

絶望感がすごい。

個人的には、原発や核兵器に対する痛烈な風刺だと捉えた。差別的用語にはなってしまうかもしれないが、フランスは奇形児という表現を使って世界各国を批難することがあると見たことがあって…おそらく、この作品もその一つ。

親が奇形児に生まれた息子を隠して暮らしてる。お母さんのトトは偽物…という表現から、家族全員で社会から隠してきたのだと思う。父親はそこから逃げ出し死を選んだ。

その中で息子は自分なりに生きる意味を探して、もう一つの頭トトと探索をする…最後にたどり着いたのは皆がいる天国という希望的なところではなくて、現実という絶望的な世界。ずしんとくる。
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