いずみ

ダイ・ヤングのいずみのレビュー・感想・評価

ダイ・ヤング(2014年製作の映画)
4.1
低評価だったから大して期待せずに観たけど私は星4つ。
子供という存在に依存しすぎている父親とある出来事によって父親を軽蔑してしまう息子の話。21分という短時間でよくここまで親子の関係性を濃密に描いたもんだ。そしてこの原題の意味は?私個人の考えとしては(あくまでも推測)
弱冠25歳という若さで父親と常に行動を共にしているであろう息子は全くといっていいほど大人になりきれていない。一方父親もまた、年齢は重ねているもののやることなすこと全てにおいて大人になりきれてない。
この親子はまだ未熟で幼い子供のような関係性であってラストで香水が割れることでようやく二人は幼くて甘い香水のような子供心から解き放たれた(解放された)のではないのだろうかと私は思った。
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