フランス郊外のひなびた介護施設
母の安楽死を選んだ三人の子供たち
パリで会社を経営する姉、非正規雇用者の弟、一番母に寄り添う身重の末娘、ちょっと変わり者の黒人医師、母の犬
死を前にした母をめぐって三人それぞれの思いがあふれ出る
長編クラスの手応えある秀作
あまり活躍していないようなんだけど三人ともシュアな演技、色づかいも力強い
La ville s'endormait/Jacques Brel(街は眠りに落ちました)
母みたいな女になりたくなかった、母の手を握れずにいる、手をつないだこともないの、私たちは孤児になる、海に行ったのは覚えていない、海で爆笑したなんて忘れたわ、集いには出られないわ犬が私につきまとうから、私母に似てきた?、馬は水を飲み私は馬は見ている喉の渇きは悟らせまい、海が魔力を失うことがあるその時海は歌っている子供の本には載ってない歌を