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ドラゴンの最期のtetsuのレビュー・感想・評価

ドラゴンの最期(2015年製作の映画)
3.0
おうちでショートフィルムフェスティバル2020ということで、MyFFFの無料配信で鑑賞。

母の延命治療を終了することになり、最後を看取るまでの10日間。
彼女の子供たちである3人の物語。

生前、厳しかった母に対して、複雑な気持ちを抱えていた長女の葛藤を中心に描かれる人間ドラマ。

社会的に成功していて、金銭的な援助は全て請け負っているものの、母との価値観の違いで、弟・妹とは意見が合わない主人公。

しかし、一方で、どこか母親に似てきていることにも気づいているという長女の「妬みと愛」が混じり合った感情が見事に描写された一作でした。

末っ子で母親に対する価値観が主人公とかけ離れていた自分として、あまり共感が出来る物語ではありませんでしたが、だからこそ、新たな価値観を知る上で、観て良かったと思える作品でした。

参考
ドラゴンの最期 (2015)
https://www.myfrenchfilmfestival.com/ja/movie?movie=40364
(本編はコチラ。5/25まで。)
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