Sushi

日曜の昼食のSushiのレビュー・感想・評価

日曜の昼食(2015年製作の映画)
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ヒエロニムス・ボス感がすごかった。

この家族や親戚と過ごす時間の、いたたまれなさと皮肉っぽさ。多くの人が「わかるわ~」ってなるやつ。

特に「ゲイへの隠そうともしない好奇心と悪気のないイジり」みたいな、あの感じ。

フランス映画ではセクシュアリティをわざわざテーマにとりあげているというより、逆にあまりにも日常な感じだね。ジャポンで当たり前に男女のラブがテーマになるのと全く同じノリで、同性愛が描かれているなと思った。

誰も悪くないけど、誰も幸せにならない。

血縁に対する絶叫したくなるような感情、あるよねえ、みんなそうだよねえ。ヨシヨシ。


音楽が癖になるわな。
版画かと思ったのだけど、調べたら透明のボードにマジックで書いては消してを繰り返して、ストップモーションで撮っているらしい。すごい。


(2020.4.26:22)
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