JTKの映画メモ

侠骨一代のJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

侠骨一代(1967年製作の映画)
3.7
健さんの任侠映画が大好きで、「日本侠客伝」「昭和残俠伝」シリーズは全部観てるが、これは観てなかった。

「一代」と言うだけあって、他の作品よりヤクザ(この作品では一応堅気設定)になるまでの経緯に時間を割かれているが、基本プロットは大体いつもと同じ。安定のステレオタイプ。そこがいいのだ。
ほんで、ラストもいつものヤツ。堪忍袋の緒が切れた健さんが悪者を大量虐殺。

監督は任侠映画の中でも映像派のマキノ雅弘。
マザコン健さんの愛す女性に富司純子、親分は志村喬。
キャスティングも言うことなし。

好きだわ、任侠映画。

それにしても、富司純子の牛乳飲むシーンが目に焼き付いたわ。なんだろ、アレ。


高倉健と言えば以前別のレビューで自分でもケラケラ笑いながら書いた笑えるエピソードがあって。そのまま流れ去るのは勿体ないので…。
======以下にコピペ======


TwitterだったかFilmarksだったか忘れたけど、嫁と温泉行った時のことを書いたんだけど、もう一度書く。

宿ついて、さっさく温泉入ったろと男湯入ったら、だーれもおれせん。
ほんで、湯船に浸かっとって。目の前に出入り口があって。
「あそこ(入口)から健さんがいきなり入ってきたら…」と、健さんとのホモ行為を色々夢想しとったら、近年ないくらいにチンコがカチンカチンになってまって。

ルキノ・ヴィスコンティ、ジャン・コクトー、グザヴィエ・ドラン、フランソワ・オゾン、マーク・アーモンド、モリッシー、三島由紀夫、オスカー・ワイルド、ジャン・ジュネ、アンディ・ウォホール、フランシス・ベーコン等々、ゲイの創るもの。或いはゲイを芸風にしたボウイやルー・リード、ブレット・アンダーソンとか大好きなんだが、わし自身は今のところゲイではない。けれども。
健さんとの情事を色々夢想したら、もう大変な勃起ようで。
誰もおらんでセンズリこいたろ思ったけど、急に誰か入ってきたらどもならんで、既の所で思いとどまったわ。

わしが夢想したのは「鉄道員」の頃の健さんではなくて、「ザ・ヤクザ」の頃の中年に差し掛かった頃の色っぽい健さんだが。