このレビューはネタバレを含みます
西尾監督、不幸な連鎖
2003年アップリンク発売。撮影、編集、監督西尾孔志。
久々のジャケット借り。ジャケ裏の推薦人に思わず借りた本作。今や邦画ホラー界の監督高橋洋。
かつて渋谷系ノイズミュージックの立役者「暴力温泉芸者(現ヘアースタイリスティックス)」こと今やJ文学の作家であり映画評論もてがける中原昌也
二人のレコメン。
ホラー映画ぽい感じ
自主映画
マブセ映画、関西インディーズの踊るジャケット裏を見て鑑賞。
時にヒヤッとさせる感じ、編集の巧みな繋ぎは素晴らしかったです。
ですが、自主映画ですんで、技術的にキツい部分やグロいシーンも出来ない省略、次々と不幸が連鎖する感じは良い感じがしました。
ひとえに編集の良さが冴えてます。
多人数が同時に並行して語られます。
物語はある所から見つかったある物から感染する暴力行為、次々感染する人々はいかに?のような感じ。
西尾監督インタビューでは、黒沢清ファンだそうです、ナルホドナルホド。
新作も自主で製作中だそうです。
ショックシーン、ゴアシーン追加・作り込み、銃撃シーンをしっかりやったらより面白くなるのかな?なんて思いました。
面白かったです。
2010年7月レビュー