“無差別テロ事件”
1966年8月1日にアメリカのテキサス大学オースティン校で発生した無差別銃乱射事件を描いています。
犯人のチャールズ・ホイットマン役を若き日のカート・ラッセルが演じています。
この事件は犯人が大学の時計塔を占拠して高い位置から下にいる人達を無差別に狙撃するという卑劣なものです。
物語はホイットマンが大量の銃や武器を如何にして用意をしたか、時計塔を占拠する過程などを淡々と映し出していきます。
ホイットマンが次々と人々を狙撃していく様子や市民が警察に協力する姿などは緊張感に溢れていて目が離せませんでした。
若干、観ていて物足りなさが残る気がしたのは、犯人の台詞自体が少なく、心情みたいなものが余りわからないからかも知れません
それでも、充分面白かったですけどね。