Solo1968

シング・ストリート 未来へのうたのSolo1968のレビュー・感想・評価

3.1
作品の主人公と同じ世代故に 僕は日本で海外の音楽に夢中になり、本作の舞台のアイルランドでも主人公達は あの頃の僕らと面白いくらいに 同じ会話をしているのが何よりも楽しめた。僕ら日本人にとっての欧米憧れとアイルランドの人にとってもイギリスの当時のチャートに入るアイドル的なバンドもやはりかっこよかったんだなと思えたのが実に面白かった。劇中に出るある意味キーマンである主人公の兄にあたる
年上の人からの入れ知恵もあるあるで、たまたま僕には兄は居てもこの頃のUKロックには見向きもしておらずだったし、作品中のように親しく音楽について話すこともこの頃はほとんど無かったけど、確かに友達の兄や姉などのレコードを皆で聞いたり 背伸びした服装、、に挑戦したり、原宿に行ってはそれらしい服を探したあの頃を思い出す。
彼らバンド?仲間の他愛もない会話が面白すぎて ストーリーなど、彼女?とのその後などどうなったのか?をほとんど覚えていない、。
あの頃の自分達を客観的に見られる照れ臭くも楽しい気分にさせてくれる作品
Solo1968

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