keisukekuzuya

シング・ストリート 未来へのうたのkeisukekuzuyaのレビュー・感想・評価

5.0
おれはジョン、ぼくポール

いつの時代もバンドはこんなに簡単に始まる。

この映画にはバンド活動においての裏の面、やらなきゃいけないことや、やっても出来ないこと、失敗、わからないこと、1年に3回ほど起こるメンバーとのいざこざなどが一切描かれていない。

だから良かった。最高だった。


"こんな感じどう?"
"ここでドラムがババって入ってきて"
"一旦みんながパッと止まって"

これでいいのだ!
この遊びが死ぬほど楽しくて、夢中になって、考えるよりも先に行動している。全ては女の子のために!

自分が見てきた音楽映画の中でぶっちぎりのナンバー1。

ラストの船のシーンは、安っぽいCG含め全てが最高。本当に本当に最高。
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