キュート!
とにかくキュート!
「はじまりのうた」ジョン・カーニー監督の新作は自伝的物語。
14歳のバンド少年が旅立つまでを描いています。
舞台である1980年代の鬱屈したアイルランドとの対比で、
少年コナーがいやに眩しい。
ひたむきで、
真っ直ぐで、
前だけを見て、
コナーの素直さは全くブレないんです。
ちょいワルな女の子に恋をして、
浮き足立っちゃうところも素直。
こんなに素直にニヤニヤできるキスシーンも久しぶりでした。
ラストまでの持っていき方が無理矢理なようでいて、
すんごく作り込まれているなあという印象です。
デュランデュランを模した音楽に、
ファンキーな80年代ファッション。
極め付けですね。