r1ace

シング・ストリート 未来へのうたのr1aceのレビュー・感想・評価

4.4
舞台は1980代のアイルランド・ダブリン。
「好きな人を振り向かせたい」
それだけの理由でバンドを組んだ、
とある少年と仲間と、家族の物語。

80年代の洋楽に関する知識はほとんど無いし、
当時のダブリンの閉塞感など知る由も無い俺。
だけど、もんのすごく楽しめたっ!
何故か?
それは単純な話、音楽映画の肝である
劇中音楽の出来が良すぎるのである。
素晴らしいっ!映画館で聴けて良かった!
身体がノリノリになってしまった映画は久しぶり!
「ONCE ダブリンの街角で」
「はじまりのうた」もそうだけど、
ジョン・カーニー監督映画は音楽が良すぎて
サントラ買うべきか物凄く悩む(´・ω・`;)
この監督ブレないなー音楽映画ばっかり作ってるわ。

そんな訳で音楽ありきな映画、なんだけど、
青春映画としても抜群のデキ。
親友と二人、晴れ渡る空の下
木陰でギターを並べ声を合わせ、
曲を作り上げる何気ないシーンがお気に入り。
…俺もこんな友が欲しかったな(´・_・`)

映画好きの人にも、そうでない人も。
音楽好きの人にも、そうでない人も。
ありとあらゆる人々に薦めれる傑作。
r1ace

r1ace