まっどしーがる

シング・ストリート 未来へのうたのまっどしーがるのレビュー・感想・評価

4.4
主人公の兄貴の音楽の趣味が見事なまでに自分の趣味に合っていてビックリ!
もともと'80sの音楽、特にUKが大好きだから観に行ったのだが、ハマりすぎです(^o^)

サントラ盤購入は、マストです!

自分が十代から二十代の頃聞きまくった『デュラン・デュラン』『クラッシュ』『キュア』『ホール&オーツ』そしてすっかり忘れてた一発屋『M』のポップ・ミュージックまでww
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のオマージュにあふれたシーンも観ていてうれしい。

やっぱり十代のオトコなんて、きれいな女の子と仲良くなりたくて、きっかけが欲しくてたまらないのは古今東西一緒なんです。

主人公は、はじめはダサくて冴えないオトコの子なのに、バンドを始めてからだんだんイイ男になっていくのも観ていて気持ちがイイ。他のバンドメンバーもちょうどずつ洗練されて行く。



舞台が'80sのアイルランドというのもなかなか素晴らしい。隣の国から次々とスターが誕生して行くが、アイルランドでは、まだIRAの活動も続いていると言う複雑な国内情勢がある時代なので、登場人物達の気持ちにはその不安や苛立ちが自然と存在しているのだろう。


願わくばその後が観たい!


渋谷シネクイント最期の上映作品。建て替え後に映画館が再開される事を祈ってます。
まっどしーがる

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