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シング・ストリート 未来へのうたのyumのレビュー・感想・評価

4.8
完璧なおとぎ話。音楽による救いの話でもあり、自分で何かを生むことで生き方を変えたり、人の気持ちを動かす、物作りの役割を思い出させられるようでもありました。

はじりのうたの音楽は好み的にハマりきれなかったけれど、監督の自伝的要素がリアルにミックスされた80年代UKロックの懐かしさと、オリジナル曲の若々しさのバランスに恍惚。

ダンスパーティのMVシーンで繰り広げられるファンタジーは、傷ついた子どもの抵抗と願いが詰まっていて、楽しい切ない素晴らしいシーンだった。
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