シネマJACKすぎうら

シング・ストリート 未来へのうたのシネマJACKすぎうらのレビュー・感想・評価

4.0
あまずっぱぁ〜!
もう年代的にドンピシャすぎて、もはや客観的にはこの映画を論じることなどできない(笑)。
いきなり”リオ♫”だしね。ハマりましたよ。そんで、部屋で”マン・イーター”流して踊るとか。もう”ありえ過ぎて”ヤバい(笑)。

兄貴のキャラも素晴らしい。しかしモデルがいなければ、なかなかああいうリアルなキャラは作れないのでは。監督のジョン・カーニーには、お兄さんがいるのだろうか?

あと、キャラ的に立ってたのは、マネージャー役の子。とにかく顔がイイ。イケメンではないが味がある。矯正ワイヤーで締め上げた歯ゆえにか(?)、ちゃんと閉じれない口がチャームポイント(笑)。関西に住んだことがない人には解ってもらえないかもだが、「ケンミンの焼きビーフン」のCMに出たら必ずやハマるであろう佇まいなのだ(笑)。

主人公のボクもなかなかのイケメン。”息子にしてよし”、”弟にしてよし”、”彼氏にしてよし”、の”三方よし”で(笑)、ほぼ全世代の女子の支持を得るだろう。
また、「小さな恋のメロディ・青春編(笑)」とも言うべき、物語の締め方も好印象な一本。

最後に、、
ドンピシャ世代(昭和40年代生まれくらい)の皆さま限定で、この映画の正しい(?)観方をご提案します。

1回目: 映画館で恥ずかしそうにニヤニヤして観る。
2回目: DVDが出たら、ひとり号泣しながら観る。
3回目: 同世代の気のおけない友達と酒飲みながら、ワイワイ観る。