イケてない若者がバンドを組んですったもんだあったり、
マドンナがつれなかったり…
合間にはさまる家族のエピソードは重かったりするけれど、
それにひたらず、ユニークな登場人物が次々にあらわれ、笑いが絶えない。
ダブリンの景色がひたすら美しくそれだけで泣ける。
幻の楽しいダンスパーティーは切なすぎ。
バンドの相棒、エイモンのキャラがよい(その母も)。二人で曲を作るくだりはグッときます。
音楽好きはもちろん、そうじゃない人もきっとあの頃を思い出してしみじみするのでは。
後味さわやかな、
ダサさも含めてすべてが愛おしくなる青春映画。