わらびもち

あの頃ペニー・レインと 特別編集版のわらびもちのレビュー・感想・評価

4.3
心なしか、観た後ホッとした!

春休みの宿題(特に数学)がはかどらないので映画鑑賞。

わたしも音楽好きでロックも好きなのですが、まだフィリップシーモアホフマン演じる役の人くらいに大いに1つ1つのバンドについて語れるわけでもないです。
でもこの映画の舞台となる70年代のロック全盛期に生きていたら、きっと毎日レコードでロックを聴いて楽しそうだなぁって思います。
今の時代も悪くないんですけどね。笑
その時はロックは若者にとっては興奮させてくれるクスリのようなもので、でも逆に保護者たちにとってはドラッグとかを語ってるものだと大半は見なしてたわけですから、彼らにとっては若者を理解できなかった。

この映画に登場する主人公ウィリアムの母親もその中の1人ですごい厳しかったから息子も狭い世界で生きてて、スチュワーデス(客室乗務員)になった姉がくれたレコードのおかけで彼はロックの世界に!
わたしも自由な世界には賛成やけど、親の気持ちも分からんこともないです。自立していく子供を恋しく思う気持ち。まだ親になったことがない身としては完全には理解できないけども。可愛い子には旅をさせよですね!

それと、この邦題にもあるようにペニーレインとは誰なのか!わたしもよく分かりませんでした!追っかけファンでもなさそうやけど、ただ遊ばれてる感じもする、、結局どんな立場にある人物だったのかはわからなかったです、、。
まぁストーリーとしてはウィリアムがペニーに恋するんですが、これがピュアで今の日本のラブコメ映画に見習ってほしいものでした。
ウィリアムがすごい性格も良いし、顔も可愛いし見てて癒されました!でも今はもうおじさんに、、。

所々笑ったシーンがありました!ベースの人へのインタビューとか、ドアに向かって中指立てたりとか、特に思わず声を出して笑った墜落間近の飛行機の中で俺はゲイだ!って叫んだところは大笑いでした!

久しぶりに長々と書きましたが、70年代の古き良き夏のような風が吹いてて早く夏が来てほしいと思いました!