花弁のしずくの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『花弁のしずく』に投稿された感想・評価

普通に映画だ!!
"不感症の治療"とかAVだったら馬鹿げた設定にも思えるだろうけど、ちゃんと女性の主体性の回復を描いている。

天井に花びらが浮かぶ、とても鈴木清順的なカットも素晴らしい。

>>続きを読む
田中登の記念すべきデビュー作。絵作りも凝ってるし中川梨絵の過去のトラウマがフラッシュバックするシーンの外連味ある演出も良いし中々見応えある。

まあ話は超絶くだらない(華道をナメてるでしょ)のだが、編集、カメラワークの意図的なのか未熟なのかの独特のリズムと、お笑い一歩手前で踏みとどまる外連味ある演出で飽きさせない。

裸が入っていれば何でも…

>>続きを読む
Scratchy

Scratchyの感想・評価

4.0

ネコヤナギを毟ってひねりつぶす冒頭から虜に。中川梨絵の眼!白目むいたりひんむいたり、ホラーみたいなのに色っぽいくて不思議。三田村玄と白川和子の足がベッドからそろりそろりと降りてくるとことかやっぱり田…

>>続きを読む

ムッシュ=田中登のデビュー作。脚本は俺の脚本学校時の先生、久保田圭司氏。
中川梨絵のエキセントリックさはやはり田中登の図式的構図的な映画とぴたり合う。ロマンポルノとしても十分な性愛描写があり、既に優…

>>続きを読む
masat

masatの感想・評価

1.6

田中登のデビュー作であるが、サディスティックなエロと外連味は、それほど発揮されていない。

淡白な中川、淫欲の塊の白川、そのコントラストと濡場は見所となっているが、それほど触発されない。

それでも…

>>続きを読む
アノ

アノの感想・評価

3.2
マグロになってる中川梨絵を尻目に着替える三田村玄の俯瞰ショットのふてぶてしさにグッとくる。
怪鳥音

怪鳥音の感想・評価

3.1

「不潔よ!」からの鎌倉で何故か小津をじわりとパロディする田中登はこれが2作目らしい。主人公が想い人のどストレートな精神分析で不感症を克服、股間にコルクを突っ込まれて悶えながら歩く主観ショットの手振れ…

>>続きを読む
田中登のデビュー作。不感症との闘いが「晩春」のオマージュと絡むと理解を超えた映画に。

田中登は初期からすでに立派。文芸的かつ凝った演出で最後まで飽きさせない。森勝もこれでもかと全力で勝負している。そして中川梨絵はほんと一流すぎてクラクラする。少しだけの登場で白川さんと並んでいるとさら…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事