夜汽車の女の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『夜汽車の女』に投稿された感想・評価

「牝猫たちの夜」(1972)に続く田中登監督の3作目。「映画芸術」1972年度日本映画ベストテン第9位。チーフ助監督は長谷川和彦。

前作よりさらに映像イメージが先鋭化し、シュールな映画が作りたいと…

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ドント

ドントの感想・評価

3.4
姉妹百合と覗きメイド、からの異界へと走る夜汽車、ヒッピー、瞽女、森……。そして怪奇世界へ……。

もうとにかくデビュー仕立ての監督の才気だけが先走ってるというか、やりたかったこと思いついたこと全部詰め込みました、な感。ここまでやられると鼻白むということはなく、わくわく飽きさせない。

桂知子さん…

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a

aの感想・評価

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土器を!割るな!!!!
ラストカットに向けた赤い花と女中のシークエンス最高に興奮した。けど剃刀舐めるのはさすがにやり過ぎ。
マチダ

マチダの感想・評価

4.7
金持ちの姉妹のレズ物かと思いきや幻覚気味なサスペンスになる。
「よぎしゃ」と読む。
赤い花。
荒いズームイン・ズームアウトに、チェンバロ(だと思われる)の劇伴。
オールド・ミスって言葉、モンゴメリの「青い城」以外で初めて聞いた。
茜

茜の感想・評価

3.5

行き過ぎた姉への愛情。
序盤から不安定な兆候はあったけど、後半からの展開はホラーと言っても過言ではない。

お洒落な洋館に暮らす富裕層の仲良し姉妹。
ある日、父親から姉に縁談が持ち掛けられるが、姉へ…

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バカンス系フランス映画の雰囲気ベースに日活で撮ったって感じだった
田中登にしては普通
藤見実

藤見実の感想・評価

4.8
傑作。田中登の作風ってなんなん

1972年、『愛の昼下がり』(ロメール)と『夜汽車の女』(田中登)による望遠カメラズーム最高イヤーでは??? 
Scratchy

Scratchyの感想・評価

5.0
サルビアのズーム、テーブルにはカーネーション、ラストは赤い葵。緋色のワンピース。音楽さいこー。女中はホラー、最後に飲ませる野菜ジュースのような液体はいったいなんだろう。
お姉さま、うふふふふ。

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