自宅の庭先で手づくり玩具や漫画などを販売するクリントンは、実家に居着き、高齢の母親に甘え自堕落な生活を送っていた。
ある朝、溺愛していた猫マウサーが、家の前でボーガンで射殺されているのが発見される。
クリントンは激怒し、犯人を必ず見つけ出すと心に誓う。
マウサーの生前の足取りを追っていくクリントン。
すると、彼にはもう一人違う飼い主がいたことが発覚する。
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主人公のクリントンは甘ったれたダメ男だけど、何を差し置いても猫命で、行動原理が猫なことがブレないのがいい。
綺麗な女の子と出会っても猫、キスしていい雰囲気なってるのに空気読まずに猫、猫のために不法侵入、とにかく猫で動いてるのが笑える。
へっぽこだしマザコンだし引きこもりだし非常識だしでカッコ悪いけど、愛する猫と、猫を殺した犯人を突き止めるために奮起奮闘する中で、一歩を踏み出す物語。
緩く観られた。
イー・キムとママとホイル保安官もいい味を出していた。