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LISTEN リッスンのn0701のネタバレレビュー・内容・結末

LISTEN リッスン(2016年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

ほとんどお遊戯会レベル。

表現しているのはかなり広い意味での音楽。

風や波や感情を身体で表現する「ごっこ遊び」。特にクオリティが高いわけでも、身体がキレてるわけでもない。言わば低いレベルでの演劇。

音楽は本当は型にはまらず、個性的で、好きなように描き、他の人と組み合わせてハーモニーのように重なり合うもの。

そんな感じだったが、いやいや。

音楽は極めて型にはまったものだ。
ダンスもまた然り。
だから、誰もが共感し感動できるもの。

もしそれを独自性だけで描こうとするなら、それはただの自己満足だ。

この映画を始終取り巻くもの。それが自己満足だ。表現してるのはなんてことない。自分だ。

だが、残念だけど、何かが足りない。たぶんそれはクオリティだ。ただ自由気ままに好き勝手やりたいようにやるのは、狭いレベルでは別に勝手にやればいい。しかし、観ている方は苦痛だ。

スキンヘッドのおっちゃんと音楽の成績が1だったおっちゃんだけが救いだ。

それ以外は正味お遊戯会レベルだった。
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