プリンス

拳銃無頼帖 抜き射ちの竜のプリンスのレビュー・感想・評価

拳銃無頼帖 抜き射ちの竜(1960年製作の映画)
4.2
すっかり寒くなってきた所為で、毎朝の階段の昇り降りが辛くなって参りました。もうコンドロイチンなんて女々しい真似は致しません。スベラーズby長門勇で男らしく受けて立つ訳であります。頭がおかしい訳ではございません。インドメタシン配合、プリンスです。
さて、そんな堅苦しい話より映画です。クリントイーストウッド?ジュリアーノジェンマ?馬鹿言っちゃいけませんよアナタ。ガンマンと言えばトニーでしょうに!赤木圭一郎ですよ。
通称、抜き射ちの竜でございます。銀座、芝浦、都会のド真ん中もなんのその。ハジキの腕を見込まれて、チャイニーズマフィアに雇われるさすらいのガンマンであります。殺しは仕事の流儀に反する訳で肩を狙うとゆう、寸止めスタイルで売り出し中な訳ですよ。銀座のど真ん中でこの商売!到底、若干二十歳とは思えないニヒルでございます。ストーリーは伏線もなければヒネリもヒネリグソもございません。義務教育を終えていれば観なくても分かる位の事ですから、敢えてココでは触れません。そしてこのシリーズに欠かせないのが、通称「コルトの銀」こと宍戸錠(後に家全焼)な訳であります。今回、竜の同僚になる訳でありますが、こちらの流儀としましては心臓一撃必殺。ハットとスーツと革手袋でパリッと決めて、不敵な笑い!そしてイカシタ名ゼリフ連発。
竜に殴られて、ハイ!ドーゾ!
「俺の顔に色をつけたのはオマエで三人目だぜ。前の二人は墓の下で眠ってるぜ!」
オッケイ!!イイの頂きました!
日本のジェームスディーンとパートランカスターの共演、知らない人は観てみたらイイと思われます。約60年前の作品とゆう割引き宜しくでお願い致します。
因みに、浅丘ルリ子は別人でありました。でわまた!
プリンス

プリンス