間に何本か挟みましたが、本作でデザイナー映画祭後半戦ラストとなります!!
ポール・スミスといえば、手頃な価格で高級感とおしゃれ感を味わえるということで高校生、大学生から絶大な人気を得るブランドです!
とりわけマルチストライプの財布を持つ男性をよく見かけますよね。
本作ではポール・スミスというブランドの起源から、今日までにおける他ブランドの差別化を本人の口から思い出と共に知ることができます。またロンドンの街並みも同時に味わえます。
ポール・スミスというとカラフル、ストライプ、総柄といたイメージを浮かべる人が多いかも知れませんが、元々はもっとシンプルだったようです。どこにでも売ってるような既製服のボタンやステッチなど細かいところで個性を出すのが特徴だったとか。
今でも裏地とか非常にこだわりを感じますよね。しかし現代のスタイルになるまでの過程としては、地味な色が主流だった時代にカラフルを取り入れたクラシックな服装を発表したところ次第に受け入れられていったという歴史があります。
また今でこそ若者に人気なブランドですが、というのも客層の若返りを図った戦略の成功があってこそです。
「paul smith jeans」
「P.S COLLECTION」
「Paul Smith London 」などなど 多様なラインを展開していくことによって様々な客層にも受けが良いのだと思います。
個人的に好きだったエピソードはブランドの起源です。
友人の女の子が
「店を開きたいけど知識がないの。」
と言ったのに対して
ポール・スミスが専門知識もないのに
「任せて!」
と快諾したのがブランドの始まりというのに笑いました。
1時間と見易い上に、気軽に楽しめるのでファッション好きな方にはぜひ観てほしい一作です!
~あとがき~
後半戦は7作中5作はレンタルされていなかったので、しょうがなく5作は購入しました。そのため、前半戦のあとしばらく時間が空いてしまいました。
とりあえずfilmarksに登録されている作品は全部観たつもりです。それ以外にファッションデザイナーの映画をご存じの方はぜひ教えて下さい!
また登録されていないだけで、『コレクション前夜』シリーズや『アレクサンダー・マックイーン』なども存在するらしいのでいつか観れたらなと思います。
そのときはデザイナー映画祭のタグをつけるのでよろしくお願いします。
ここまでお付き合いしてくださったフォロワーの皆さまありがとうございます(^^)
最後に3つのジャンルに分けたデザイナー映画トップ3を発表したいと思います!
【ドキュメンタリー部門】
1位 アルマーニ
2位 カール・ラガーフェルド~スケッチで語る人生~
3位 シャネル シャネル
【コレクションドキュメンタリー部門】
1位 ディオールと私
2位 マーク・ジェイコブス&ルイ・ヴィトン~モード界の革命児~
3位 サイン・シャネル~カール・ラガーフェルドのアトリエ~
【伝記ドラマ部門】
1位 イヴ・サンローラン
2位 ココ・アヴァン・シャネル
3位 ココ・シャネル(1981)