現実逃避帰国準備

キアヌの現実逃避帰国準備のレビュー・感想・評価

キアヌ(2016年製作の映画)
3.5
観たかった猫の『Keanu』(2016) 

猫とキアヌ・リーヴスとジョージ・マイケル崇拝映画。ちょっとサスペンスフル、リアルな犯罪描写と可愛すぎるキアヌの"ギャップ"を楽しみ、キアヌが弾丸が飛ぶ中見事にエスケープする"スローモーション"シーンが見どころw

『Get Out』の脚本・監督のJordan Peeleと、Keegan-Michael Key コンビが人種ステレオタイプギャグを映画全体に散りばめてて笑える。

『The Matrix』の様なロングコート着てのバックフリップアクションは、パロディだけどカッコイイ。猫のVoiceをキアヌ・リーヴスが演じ、『The Matrix』や『BILL & TED'S EXCELLENT ADVENTURE』の名セリフのパロディがあるから、これらの映画を観ておいた方が楽しめる。

昔ジョージ・マイケルのアルバム「Faith」CD買って良く聞いていたから懐かった。この映画が2016年の3月にリリースされ、同年にジョージ・マイケルが亡くなった事がちょっと奇妙。

映画館の看板のLiam Neesonの映画のタイトルが「Substitute Teacher」と書いてあったけど、そんな映画は無く、Neesonが大学でTeacherになる勉強をしていたというネタギャグか。PeeleとKeyのコント「Substitute Teacher」がYoutubeで観れた。

スポイラーアラート↓



名前が「イッパイアッテナ」の様に、いくつかある猫キアヌ=ハワイ語でCool Breeze。ミドルクラスの黒人2人と、殺し屋、LAのギャング、麻薬組織の4つのグループがお金よりキアヌ争奪戦。他の猫じゃダメなのは、キアヌに「ロードオブザリング」みたいな麻薬的な魅力があるってことか。一生子猫という嬉しい病気w 

2人がJailでギャング達にリスペクトされ、Clarenceの妻は、ちょっとワルな夫になって喜んで、最初のRellが言っていた伏線が回収。エンドロール後のシーンで、殺し屋が実は生きていた。ゾンビか!そういえば、最初から顔色がゾンビみたいだったもんね。殺し屋兄弟をPeeleとKeyが演じてたとはエンドロールを観るまで気が付かなかった。

なめ猫を思い出す猫のコスプレ。80年代の当時、撮影で猫が酷使されてると聞きショックを受けた。この映画の撮影で猫にストレス掛からなかったのかちょっと気になった。7匹のTabby catsが撮影に使われ、Keyは猫アレルギーの為、薬を飲んで撮影したそう。

キアヌのシーンは何度も観たい。

2/6/2021 Crackle