特番系猫映画三作目。

ピート君とさくらちゃんのおうち、首輪につけた磁石で特定の猫ちゃんだけペットドアを通れるようにしているのですが、どういう仕組みなんでしょう。
調べてみらたそういう商品があるようですね～。知りませんでした！！

トイレの上部からタンクに流れる水で遊ぶのが大好きなわさび君。うちの猫も同じような事をして遊ぶのが大好きで、トイレに入ろうとすると、するりと一緒に入ってきてしまうのですが、わさび君は別格。
夢中になって流れる水に頭を突っ込んでも気にしません。本当いかわいい。

可愛くて元気な猫ちゃんだけでなく、生まれつき目が見えない猫ちゃんも登場します。
くりは飼い主さんに拾われたときから体調不良で目が見えませんでした。今ではすっかり大きくなりましたが、今度は糖尿病が発覚します。食事療法や投薬などで病状を抑え、飼い主さんの愛情を一身に受けて生きる、くり。
ボールで遊ぶ姿は目が見えないというハンディを感じさせないくらい機敏でとっても元気でした。

さらに生まれつき下半身に障害を持つちゃあ。
自分で排尿することが出来ないので、飼い主さんに介助してもらわなければいけません。後ろ足は伸びきって動かないので、怪我が絶えず、飼い主さんのお手製のレッグウォーマーをつけています。
障害を持っているけれど、障害を持っているからこそ、飼い主さんの深い愛情を貰って幸せに暮らしているのがわかります。テレビの特番のような作りなので、今作のことをちょっと侮っていましたが、このシーンを劇場で観ていたら号泣していたと思います。

チャンネルNECO放送分を
録画して鑑賞。

港ネコのジャックは皆勤賞。
牧場🐈は今作はいませんでした。
そして、🐈は癒し。

まだこの頃は、地域ネコってのは
無かったんですかね？
さくら耳の子はいないですね。

盲目のネコの空間認識能力に驚き。
自宅で縄張りとはいえ
階段の登り降りをするとは。
ハンディキャップを背負った子は
お世話も大変だけど、愛情に救われてる。

今作も個性的な🐈がいっぱい！
木魚ネコの可愛いさも良かったけど
トイレの水で遊びたい子の
「もう一回流して」ってねだる表情が
反則級に可愛いかった。

沖縄ロケ。
もうちょっと、スッキリとした
青空なら映えたのにねぇ。

ところで、パッケージの子って
出てましたっけ？

2023-231

フジテレビの情報番組「めざましテレビ」のスタッフが手がける映画「めざましムービー」シリーズ、「めざましどようび」から生まれた大ヒットシリーズの第三弾で全国各地のネコと人間の触れ合いの物語をオムニバス形式で撮影した作品でナレーションは田中麗奈が担当。
『岩合光昭の世界ネコ歩き』が動物写真家・岩合光昭による人間の生活の中に暮らすネコに密着した撮影の現場を映すドキュメンタリーなら『にゃんこ THE MOVIE』シリーズは全国各地の可愛いネコと人間との温かい交流を描いたドキュメンタリーである。フジテレビの情報番組からの派生で尚且つオムニバス形式から安手に思えるが再現ドラマ無しの実録ドキュメンタリーになっているため逆に潔さを感じる。
「食欲VS恋心(短編・ピート＆さくら)」「美ら海(短編・チップ)」「魔法の水(ミニ・わさび)」「肩身の狭いお兄ちゃん(短編・マイケル&トロ)」「盲目のサッカー選手(短編・クリ)」「わんこがママ(短編・マリモ&ベンジー)」「たれ耳ジャック(長編・ジャック&ネイチャー&ハンカク)」「DJにゃんこだYO！(ミニ・エム&ぴょん)」「帝釈様に見守られ(短編・ミーヤ)」「レッグウォーマー(短編・ちゃあ)」「小心者(短編・大和&ティッシュ&秋&シナモン)」「階段落ち(ミニ・月)」「富士山の長寿猫(短編・ミミ)」「駅猫みーすけ(短編・みーすけ)」「木魚で極楽(ミニ・コチビ)」「末っ子の旅立ち(長編・ちゃー)」のエピソードを収録。六匹兄弟の末っ子でのんびり屋さんのちゃーのゆっくりたっぷりと愛情を受けて育った子ネコの旅立ちの物語「末っ子の旅立ち」、目が見えないことも病気も気にせずに元気に遊び回るサッカー大好きクリの物語「盲目のサッカー選手」、障害を抱えた後ろ足にガン闘病中の御主人お手製のレッグウォーマーを履いて懸命に生きたちゃあの物語「レッグウォーマー」など深堀して欲しいエピソードもあるのだが実録ドキュメンタリーのため彼是言っても致し方無い。ネコと人との感動の絆の物語に加えて、ついつい笑顔になっちゃう物語もあり溢れんばかりのニャンコの魅力が詰まった映画になっている。
『おニャン子・ザ・ムービー　危機イッパツ！(1986年)』と勘違いして観たのだが、ハンディキャップを背負ったネコと人とが励まし励まされて生きる感動の絆の物語に涙が溢れて、照れ隠しにお酒を呑みながら観ていたら涙が止まらなくなっちゃった…どーしちゃったんだろ、僕…