まさかこんなホラーチックな感じとは思いませんでした。意味不明で意味深なオープニングで初っぱなから頭の中ではてなマークが踊る。キアヌ・リーブス演じる刑事スコットの話と並行するヒロインの話のトーンが違い戸惑います。脈略無しにコロコロ視点が変わるのも忙しい…。
キアヌ・リーブスは脚本さえ気に入ればお金が安くてもインディーズの映画でも出演すると聞いた事がありますが、この映画の脚本の何処に惹かれたのかさっぱり分かりません(´・ω・`)?
何を見せたいのか不明だし…物語としての魅力に乏しく展開も急過ぎて感情のやり場が無く悲しいシーンでも「ふーん」という感じしかない。
ヒロイン役のアナ・デ・アルマスは笑顔が素敵で可愛い。殺された刑事の妻役でミラ・ソルヴィノが出演。久しぶりに見た気がする…老けてたけど色気は昔のままでした。一時期は「ミミック、「リプレイスメントキラー」と大作に次々と出演して次世代のスター女優と言われてましたが…最近では全く見掛けなくなった…。
単純なお話しを無理矢理広げた感が強く話もバラバラ…結末も「やっぱりこういうオチか」という印象。キアヌ・リーブスは残念ながら空気と化していて無念…。
個人的には面白いとは思いませんでしたが、捉え所が無く最後の最後まで謎が明らかにされないというまさに迷宮みたいなお話しがお好きな方にはオススメの映画かも知れません。
