桔梗F

ファンタズムの桔梗Fのレビュー・感想・評価

ファンタズム(2014年製作の映画)
3.8
トンネル・オブ・ザ・デッド!

尺72分、撮影7日(期間は数ヵ月だけど…)の超低予算Jホラーです。

いやあ…泣いた。まじで泣いた(。´Д⊂)これはずるいよ…

ホラーでこんなに涙が出たのは「永遠の子どもたち」以来ですわ( ;∀;)
※つまり「永遠の子どもたち」に似てる…

ストーリーは…

4人(父母姉弟)家族の弟が溺死!

1年後、おかしくなった母ちゃんが降霊術師(ぽっちゃり)に聞いた「死者に会えるトンネル」で死んだ息子を呼び寄せたら、たいへんなことになった系。

「ペットセメタリー」「呪怨」「仄暗い水の底から」(永遠の子どもたちでも可)を混ぜたような映画。

シナリオは、家族四人のキャラ設定がしっかりされており、弟を事故で失った家族ドラマ部分も飽きずに観れる。

有名じゃないとはいえ、子役含め、ある程度しっかり演技できる役者さんたちを使ったのは好印象。

姉JK役の末永みゆちゃんが、なんかかわいかった(*/ω\*)
彼女は「日テレジェニック・グランプリ」らしいですが、その日テレなんちゃらが何なのかわかりません!教えて!

彼女にショートパンツを履かせた点はかなり好評価!
上がタンクトップだったら傑作になってたかも。

総じて、この手の映画にしてはホラー要素も感動の家族愛もがんばっています(*´-`)

惜しむらくは、低予算のため恐怖シーンが少なめだったこと。

尺を90分くらいにして、あと10分くらいワーキャー!シーンがあれば、もっとおもしろくなったんですが(*´∀`)

ラストは泣けます(。´Д⊂)
なんで泣けるかは言いません…

このラストのために、出だしから、ずっとキャラ設定で伏線貼ってたのですね(;o;)

全国のパパママ必見の落涙エンド( ´△`)

世間的には、存在すら知られない&ただのヘッポコ映画扱いされて終わりそうですが、近年のJホラーにしては完成度高いです(;゜∇゜)

唯一のつっこみどころは、
ぽっちゃり降霊術師が、トンネルのことを母ちゃんに教えて、家庭崩壊寸前まで追いつめといて、後で颯爽と救世主のように現れることですね(*´-`)

いや!もともとお前のせいじゃん!(# ゜Д゜)
桔梗F

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