kazマックスグローバーレッド

ヨーロッパ横断特急のkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

ヨーロッパ横断特急(1966年製作の映画)
3.4
難解フランス映画『去年マリエンバートで』の脚本家アラン・ロブ=グリエ監督作品。3人の映画関係者がパリからアントワープ行きの列車内で「コカインを密輸し売春婦緊縛癖のある男」の映画構想を語りだす。密輸男はパリからアントワープ行きの列車に乗り車内で3人の映画関係者と相席するも居心地が悪いのか別の車両に移り謎の女と出会い…とメタフィクション的に話が進む。1966年の時点でメタフィクションを取り入れるこんな実験的映画はヌーヴェルヴァーグ期ならではか。

自分の大好きな映画『ロスト・チルドレン』で子供の夢を盗む若かりし日のあいつが出てたのは嬉しい発見。


合言葉は
プティジャン神父を?
いや、神父は旅行中で。