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嘘をつく男のKのレビュー・感想・評価

嘘をつく男(1968年製作の映画)
4.4
嘘の反対には真実がある。つまり、「嘘をつく」ということを信じるなら、「真実がある」と信じてることになる。

本作、そういう態度を否定する。

真実とは何か。大勢が一致する見解か、定量的に表されるものか、実際に起こったことか。もしも証明できない場合は真実になり得ないのか。

目隠しかくれんぼは、目で見たものではなく耳で聞いた”情報”を信じてることを表現しているようだった。
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