「人間の10億分の1の大きさで我々を食い尽くす」
致死率や潜伏期間などはちょっと変えてあるけど、ほぼエボラな感染症の話。
エボラは大昔に『ホット・ゾーン』を読んで恐怖して以来、絶対に感染したくないウィルスNo.1だと思っているので、劇中でウィルスたっぷりの唾液や血が行き交うたび「うわああああ」と心の中で叫びまくってた。
現実問題、あの手の施設って倫理観がトチ狂った人が紛れこんでたらアウトだよね。
なんらかの手段でウィルスを持ち出してばらまいたり、自爆テロみたいにわざと感染して他人にうつそうとする職員が現れないとも限らないわけで。
ストーリー中に夫婦間のゴタゴタ描写は別に要らなかったと思うんだけど(不機嫌だからって犬にあたらないでほしい)、人間ドラマってどうしても入れなきゃダメなのかしら。
まあオチはうまくついてたけど。
サルの鳴き声が存外可愛くて、そこだけ癒されました。