籠

聖の青春の籠のレビュー・感想・評価

聖の青春(2016年製作の映画)
3.9
東京国際映画祭22本目

コンペティション審査のすべてが終わって様々な衝突や疎外感・敗北感を味わい死にたい気分を切り替えられないまま観た。最高の役作りを柳島カメラ、向井脚本筆頭に腕利きの各界スタッフが重厚に作り上げたしんどい世界がのしかかり更に辛い思いをしたが今後も味わうだろうその時には這い上るために必ず観ることになるだろう。隣の人が「どこに筒井道隆?」と言っていたが確かに山本圭のようだった。ここでは北見敏之の出番の多さと上位クレジットが嬉しかった。
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