将棋にかける熱い青春映画
もう、大分時間が経ってしまったので手短に。
聖という、青年が命をかけて将棋をする物語。
松山ケンイチと、東出昌大もそっくりと思わせるルックスに重ね、素晴らしい演技。
もうやめてくれ、と思うほどに憔悴していく聖の姿や、染谷の演じる青年の切なさなどは感涙もの。
最後の展開には、誰もが悔しさを感じるだろう。
熱い気持ちがこれでもかと盛り込まれている作品だけど、少し中だるみする感じがあった。
特に将棋のシーンが、独特な集中感を作ろうとしていたのはわかるが、長すぎるように感じなしまった。
後半のフラッシュバックも不要に感じた。
ただ、作品への熱い想いは、ビシビシ伝わってきた。
