トルーマンバロウズ

ディープシャークのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

ディープシャーク(2003年製作の映画)
2.7
ダイバーのジミーは目の前で父親をサメに殺されてから海に潜るのをやめてしまった。
それから10年後、ジミーの住む町に人を襲うホオジロザメの大群が襲来し・・・・。

とある港町を舞台に人食い鮫の大群に立ち向かう地元の警備員と仲間たちを描いたB級サメパニック映画。
大量発生したサメがひたすら人々を襲うという典型的なB級映画であり全体的に非常にありきたりな展開である意味安心して見ていられる凡作であった。
ただサメが人を襲う描写はCGなどではなく本物のサメの映像や模型を使って襲撃シーンを描いており、またそのシーン自体も比較的多く登場したのは感心した。
しかしクライマックスの展開が完全にサメが添えもの程度の扱いになってしまっており、ラストもたいして盛り上がらず終わってしまったのは非常に残念だった。
総じてよっぽどのB級映画好きでない限りは見る必要のない作品である。