Shiny太田慎一郎

拳闘試合の日のShiny太田慎一郎のレビュー・感想・評価

拳闘試合の日(1951年製作の映画)
3.5
【本編はこちらから⤵︎ ︎(12分)】
https://m.youtube.com/watch?v=BlKhdICuqMQ

過去鑑賞記録


本で読んだ通りだ!!

12(16)分のドキュメンタリーであり、
キューブリックの映像作品の処女作

当時キューブリックは「ルック」誌のカメラマンに在籍しながら、この映像を制作するために自分の貯金、友達や親戚から製作費(約140万円)を自力で集めて製作した。その後配給会社に(約144万円)で売りつける(す、すげぇ...)。そしてなんとか予算回収できたのを機に、「ルック」誌を辞めて映画の道を

内容はそんな面白くはないただのニュース映画(当時はテレビ無かったので映画館では劇映画の前に予告編ではなくニュース映画を流していた)だったので、「キューブリックが撮ったから」という意味でしか価値は無い。

しかしながら、試合の場面での白黒のコントラスト、緊迫感のあるカメラの動き、編集は感じられた。よっ。

p.s. 若かりし日のキューブリックの姿がちょくちょく垣間見えるのが楽しい