わくわくさん

スイス・アーミー・マンのわくわくさんのネタバレレビュー・内容・結末

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

非常に馬鹿馬鹿しく、その上感動させられてしまった
なんだか悔しいけどとても好きな映画になりました

冒頭、コロコロコミックのようなギャグ展開で散々笑わされたが徐々に2人のキャラクターに惹かれて大好きになった
ここまで魅力的な2人になったのはそれぞれの演技力があってこそ
どちらも素晴らしい俳優さん

Swis Army Man だからメニーの過去がスイス軍人なのかと勝手に思ってたが、タイトルの由来はスイスアーミーナイフだったのね
ざっくり言うと"超便利で万能な死体"
素晴らしいタイトルだな

流石に展開が読めなさすぎる
あの冒頭で最後には主人公が大きな変化を遂げる、なんて締め方は考えられん
一体どうやったらこんなストーリーを考えつくのか

全部ハンクの妄想なのか、とか色んな受け取り方があると思うけど
普通にメニーが生き返ってたんじゃないかと自分は思う
サラの娘がメニーと話してたし…
ハンクの精神が異状だとかで片付けたくない
とにかくハンクからしたら、死体が自殺寸前に流れ着きそいつが喋り苦楽を共にして最終的にその死体によって積極的な人間に生まれ変われたってこと
現実がどうであれ、ハンクの中ではそれが動かぬ事実

元気が無くなったらまた観ようと思う
何度見てもくだらなくて笑うし、前向きになれる気がする